ワクチン後に血小板減少からの脳静脈洞血栓症の割合

元

Cerebral Venous Sinus Thrombosis and Thrombotic Events After Vector-Based COVID-19 Vaccines: A Systematic Review and Meta-analysis

2021　　10月　　ギリシャ

血栓性の血小板減少症（thrombosis and thrombocytopenia syndrome：TTS）とアデノウイルス型のコロナワクチンとの関連を示す報告が増えている。

しかしTTSに関連する脳静脈洞血栓症（cerebral venous sinus thrombosis：CVST）についてはまだよくわかっていない。

そこで、TTS症例でのCVSTの割合と転帰をあきらかにするべく、メタアナリシスをこころみたそうな。

関係する研究報告を厳選してデータを統合 再解析した。

次のことがわかった。

・コロナワクチン接種後に血栓イベントのあった4182人のうちCVSTの370人を含む69の研究がみつかった。

・TTS症例のうち、CVSTの割合は51％だった。

・ワクチン接種後のTTSはCVSTと独立して強く関連していた。

・TTSおよびCVSTの死亡率はそれぞれ、28％、38％だった。

・血栓イベントはワクチン接種後2週間以内に発生し、おもに45歳以下の女性が罹患していた。

コロナワクチン接種後の血栓性血小板減少症患者の半数が脳静脈洞血栓症になった。血栓性血小板減少症の3分の1の患者は亡くなった、

というおはなし。

感想：

これら生の声は重要↓。

ツイッターに投稿されたワクチン有害事例をひたすらキャプチャしているアカウント

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