元2021 10月 日本
不規則な食事パターンは、肥満やインスリン抵抗性、炎症、脂質、血圧に悪影響を及ぼす可能性がある。
夕食を摂るタイミングと脳卒中など心血管疾患での死亡との関連についてはデータがほとんどないので、日本人でくわしくしらべてみたそうな。
日本の45の地域の40-75歳を対象に行った調査 JACC研究から、脳卒中の既往がなく夜間勤務でもない71838人を抽出した。
夕食を摂るタイミング別に、
早い夕食群(午後8時以前)、
不規則な夕食群(時間不規則)、
遅い夕食群(午後8時以降)、の3群に分けた。
19年前後のフォロー期間での心血管疾患による死亡との関連を解析した。
次のことがわかった。
・フォロー中に4706人が心血管疾患で死亡した。・早い夕食群と比較して、不規則な夕食群の脳出血による死亡リスクは1.44倍だった。・夕食のタイミングと他の脳卒中や冠動脈疾患などによる死亡との間に有意な関連はなかった。
不規則な夕食時間は、午後8時までに夕食を摂る場合にくらべて、脳出血死亡率があきらかに高かった、
というおはなし。
感想:
全国民に定時の夕食摂取を義務化して、至るところに給食センターを作ってくれたらちょっとうれしい。
コロナ予防接種の義務は無料でもお断りだけど。
