元2022 4月 中国
脳底動脈閉塞への血管内 血栓除去術が、投薬による標準治療よりも優れているかどうかはあきらかになっていないので、
メタアナリシスをこころみたそうな。
関係する研究を厳選してデータを統合 再解析した。
次のようになった。
・2つのランダム化比較試験を含む5つの論文が対象になり、1484人の患者(血栓除去術1024人、標準治療460人)が含まれていた。・3ヶ月後の転帰良好者の達成割合に両群で有意差はなかった。・しかし、血栓除去術群では症状を伴う脳内出血の発生率が6倍以上高かった。
脳底動脈が閉塞した患者への血管内血栓除去術は、標準の投薬治療にくらべて転帰良好者の割合に有意差はなかったが、脳内出血の発生があきらかに多かった、
というおはなし。
感想:
血管内治療家の言う事は話半分に聞かないとね。