元2022 6月 フィンランド
高血圧はくも膜下出血および脳動脈瘤が生じる危険因子でもあると考えられている。
しかし、降圧薬が脳動脈瘤の形成を防ぐとするエビデンスはほとんどないので、くわしくしらべてみたそうな。
脳動脈瘤を有しアンギオ検査のフォロー対象である1419人を対象に、新規の脳動脈瘤の発生と降圧薬の使用との関連を解析した。
次のようになった。
・脳動脈瘤を有しかつ降圧薬を処方されている966人のうち、・841人は定期的に服薬しており、彼らのうち20人に新規の瘤がみつかった。・残りの125人は不規則に降圧薬を飲んでおり、そのうち12人に新規の瘤がみつかった。・453人は降圧薬を使っておらず、彼らの10人新規の瘤がみつかった。・多変量解析により、降圧薬の使用は新規の瘤の形成を有意に防ぐものではなかった。・喫煙歴があると新規瘤リスクは5.5倍で、・さらに、不規則な降圧薬の使用も新規瘤形成の有意な危険因子でリスク3.8倍だった。
