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2022年7月23日

くも膜下出血の3年後

2022  7月  スウェーデン


動脈瘤性くも膜下出血の発症率は10万人あたり6-9人と低いものの、発症年齢は若く死亡率が高い。

生存者のおおくが認知障害を示すという。

そこで、くも膜下出血の長期転帰について複数の指標をもちいてくわしくしらべてみたそうな。



動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者を対象とし、

つぎの4つの指標にもとづき
extended Glasgow Outcome Scale, 
Life Satisfaction Questionnaire, 
Mayo-Portland Adaptability inventory-4, 
Mental Fatigue scale. 

1年後と3年後を評価した。



次のことがわかった。

・1年後62人、3年後54人を評価できた。

・3年後、15%が転帰改善し、12%は悪化した。

・1年後から3年後にかけて、37%で記憶力の、35%が注意・集中力の低下を示した。

・1年後57%に、3年後54%に「精神的疲労」が認められた。

・60歳未満では頭痛を訴える者がおおかった。

・急性期に遅発性脳梗塞を起こした者は3年後の生活上の不満がおおきかった。


くも膜下出血患者には認知障害、精神疲労がおおくみられ、長期に影響した、


というおはなし。
くも膜下出血の3年後の図


感想:

モーニングという有名雑誌によると、

くも膜下出血の認知障害は、手術が原因みたいです↓。


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