元2022 8月 アメリカ
格闘技での絞め技は「チョーキング」と呼ばれ、世界中で毎年何百万回と行われている。
チョーキングは安全に訓練することもできるが、ひどい障害が生じる可能性もある。
そこで、スポーツチョーキングに関連した頚動脈解離や脳梗塞のケースをくわしくしらべてみたそうな。
画像診断記録を含む医療情報から候補者を選び、直接コンタクトして詳細を聞き取りした。
次のようになった。
・10例がみつかった。・頚動脈解離が5例、椎骨動脈解離が3例、解離なしの脳梗塞が2例だった。・10例中9例は生存中であり、3例は格闘技を継続していた。
スポーツチョーキングにより、頚動脈解離や脳梗塞が実際に起きうるという認識が必要である、
というおはなし。
感想:
締められてヤバイって感じたらタップすればいい。
でも我慢しすぎて完全に意識を失った経験が何度かある。
締め落ちは、窒息ではないから苦しさがほとんどない。
虚血コンディショニング的には脳に良かったと思う。