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2022年8月11日

「絞め技」で頚動脈解離や脳梗塞になるの?

2022  8月  アメリカ


格闘技での絞め技は「チョーキング」と呼ばれ、世界中で毎年何百万回と行われている。

チョーキングは安全に訓練することもできるが、ひどい障害が生じる可能性もある。

そこで、スポーツチョーキングに関連した頚動脈解離や脳梗塞のケースをくわしくしらべてみたそうな。



画像診断記録を含む医療情報から候補者を選び、直接コンタクトして詳細を聞き取りした。



次のようになった。

・10例がみつかった。

・頚動脈解離が5例、椎骨動脈解離が3例、解離なしの脳梗塞が2例だった。

・10例中9例は生存中であり、3例は格闘技を継続していた。


スポーツチョーキングにより、頚動脈解離や脳梗塞が実際に起きうるという認識が必要である、


というおはなし。
スポーツチョーキングの図


感想:

締められてヤバイって感じたらタップすればいい。

でも我慢しすぎて完全に意識を失った経験が何度かある。

締め落ちは、窒息ではないから苦しさがほとんどない。

虚血コンディショニング的には脳に良かったと思う。

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