元2022 7月 中国
脳動脈瘤の治療としてのコイル塞栓術は、より一般的な選択肢となってきている。
しかし、コイル塞栓後に瘤内に血液が再開通するいわゆる「再発」が臨床上の課題となっている。
そこで、再発の危険因子をあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。
関係する研究1270件から9件を厳選し、データを統合 再解析した。
次のことがわかった。
・9532人の脳動脈瘤患者がふくまれた。・中大脳動脈および後方循環域に生じた動脈瘤は、コイル塞栓後の再発リスクが有意に高かった。・サイズが7mmを超える動脈瘤も、再発リスクが有意に高かった。・破裂した動脈瘤もまた再発リスクが高かった。
コイル塞栓後の再発の危険因子として、中大脳動脈、後方循環、7mmを超えるサイズ、破裂した瘤、が特定できた、
というおはなし。
感想：
コイルやったうちの2-3割に瘤が再発するんやで↓。