元2022 9月 中国
葉酸(ビタミンB9)などビタミンB群の食事摂取量と脳卒中をふくむ心血管疾患との関連についての報告は限られているので、
イギリス人を対象に大規模にくわしくしらべてみたそうな。
40-70歳で2006-2010年に登録され2018年まで脳卒中と心筋梗塞の発生をフォローした115664人について、
24時間オンライン食事評価から葉酸、ビタミンB6,B12の摂取量を推定し、関連を解析した。
次のことがわかった。
・食事からの葉酸摂取量と心血管疾患リスクは逆相関にあり、・もっとも少ない群にくらべてもっともおおい群の心血管疾患リスクは0.88倍で、・脳卒中リスクは0.86倍だった。・同様に、心血管疾患死亡リスクは0.74倍だった。・葉酸をよりおおく摂るには、1日あたり大さじ1杯の生野菜、新鮮な果物1切れ、週にボウル1杯の穀物、1日1g以上の食物繊維、をこころがけるとよい。