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2022年9月4日

もやもや病にありがちな精神疾患

2022  8月  アメリカ


もやもや病(Moyamoya Disease)はアジア人におおいとされ、若年で発症する。

内頚動脈が閉塞して発達した側副血行路が煙のようにみえることから日本人により「もやもや病」と名付けられた。

もやもや病に併発する精神疾患についての研究は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。



2007-2014年のアメリカ全土の患者データベースから、もやもや病患者20289人の記録を分析した。



次のことがわかった。

・精神疾患を併せ持つ割合は38.7%だった。

・もっともおおいのは 気分障害(mood disorders)で、次いで不安障害だった。

・4人に1人はメンタルヘルスまたは薬物乱用についての検査を受けたことがあった。

・自殺または自傷行為の割合は0.8%だった。

・この7年間にもやもや病の有病率は2倍近く増加していた。


もやもや病患者の3分の1以上がうつや不安といった精神疾患を患っていた、


というおはなし。
もやもや病の発見年齢の図


感想:

上の図は入院時の年齢分布。とても若いうちにみつかる。


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