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2022年9月3日

やがて元気になる重症くも膜下出血の特徴

2022  6月  オランダ


重症くも膜下出血は Hunt and Hessグレードまたは WFNSグレードがIV-Vと定義でき、患者全体の18-24%を占める。

瀕死な彼らへの介入の無益さとさらなる悪化を避けて、治療を控えてしまうことがしばしばある。

しかしさいきんのメタアナリシスでは、重症くも膜下出血の転帰はこれまで考えられてきたよりもずっと良好であることが示された。

そこで、重症くも膜下出血での転帰予測因子をくわしくしらべてみたそうな。



関係する研究を厳選してデータを統合 再解析した。



次のことがわかった。

・患者3287人を含む27件の研究を対象とした。

・転帰良好の可能性が高い条件は、
意識レベルが比較的高い(グレードⅤよりもⅣ)、
動脈瘤治療まえに臨床的に改善傾向にあること、
瞳孔反射が健全であることであり、

・高齢、脳内出血があると、転帰良好可能性は低下した。

・機能転帰と性別、水頭症、脳室内出血、動脈瘤サイズとの関連は見いだせなかった。


重症くも膜下出血患者のうち、比較的意識レベルが高く、瞳孔反射が保たれていて、脳内出血のない、すでに回復傾向にありそうな患者は予後が良好だった、


というおはなし。
重症くも膜下出血の図


感想:

くも膜下出血は、脳梗塞や脳内出血とはちがって脳のそとへの出血だから、脳組織がすぐに壊死してしまうことがない。

それゆえ出血が引くとほとんどなんの後遺症もなく回復できる者が少なくない。

オレに言わせると、くも膜下出血は脳卒中三兄弟のなかで最弱。


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