元2022 9月 中国
脳卒中患者のうち痙縮をともなわない割合と、その臨床的特徴についてくわしくしらべてみたそうな。
重慶のDaping 病院にリハビリテーション入院していた過去8年間の患者記録を解析した。
次のことがわかった。
・平均年齢62の患者819人が対象となった。・このうち24.5%に痙縮が認められた。・痙縮のない患者は痙縮患者よりも高齢だった。・脳梗塞や機能障害の軽い患者は痙縮になりにくかった。・脳卒中後の痙縮は、年齢が若い、脳出血である、神経症状が重い、に関連すると考えられた。
脳卒中患者のおおくには痙縮を認めなかった。とくに高齢、脳梗塞、軽症患者では筋緊張が起きにくいと考えられた、
というおはなし。
感想:
痙縮になるは若い証拠。
なるほど高齢の痙縮患者を目にする機会は少ない印象。
