元2022 9月 デンマーク
デンマークでは、脳卒中などの慢性疾患者は無料で理学療法を受けることができる(Free of charge physiotherapy:FCP)。
このFCPを1年間受けた患者の身体活動量や自立度が改善しているものかどうか、くわしくしらべてみたそうな。
脳卒中、多発性硬化症、パーキンソン病、関節リウマチ、により比較的重い障害を負いFCPを適用された患者70人を1年間フォローした。
身体活動量は3軸加速度計を7日間連続装着して測定した。
また、アンケートmRS-9Qをとり主観的自立度を評価した。
次のようになった。
・1年後、身体活動量、mRS-9Qスコアはいずれの疾患グループでも有意な変化はなかった。・身体活動量とmRS-9Qに関連はなかった。
