元2022 9月 日本
画像診断技術の進歩にともない脳動脈解離がよくみつかるようになった。
破裂していない急性の椎骨脳底動脈解離を保存治療したばあいの画像所見の変化はよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。
2006-2019年の椎骨脳底動脈の解離で保存治療の64例のうち12ヶ月間以上フォローできた53例の記録を解析した。
次のことがわかった。
・病変部の血管形態に変化がみられたのは43%のみであり、変化までの期間の中央値は19日間だった。・解離部位の形態変化は、若年者ほど有意におおかった。・抗血小板薬を使用しているばあいは解離部位の悪化率が有意に高く、・とくにクロピドグレルが悪化に寄与していた。・フォロー期間中に脳出血や脳梗塞を起こした例はなかった。
急性非破裂の椎骨脳底動脈解離では、若年者や抗血小板薬使用者で解離部位の形態変化が起きやすかった。しかし脳卒中に至る可能性は低かった、
というおはなし。
感想:
じぶんも半年前くらいにこれをやった確信がある。
未破裂の「動脈瘤もどき」は我慢していれば自然に治るしサラサラ薬も要らないってこと。
ネットの経験談みてると、同じ状況下でステント入れられてしまった例がすくなくない。
