元2022 10月 中国
脳卒中後疲労(PSF)はよくある合併症のひとつである。
そこで、PSFの有病率や人口統計学的特徴をあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。
2022年2月までの関係する研究を厳選してデータを統合 再解析した。
次のことがわかった。
・患者11697人を含む66件の研究を対象とした。・全体的な有病率は47%だった。・疲労評価方法ごとでの有病率は、Fatigue Severity Scale (FSS)が47%、Multi-dimensional Fatigue Inventory-20 (MFI-20)では52%、Fatigue Assessment Scale (FAS)は36%だった。・有病率は、女性、脳出血、大卒以上、独身、で高かった。
脳卒中のあと「疲労」を訴える頻度は高く、患者の約半数に及んだ。とくに女性、独身、高学歴、脳出血で高率だった、
というおはなし。
感想:
疲れやすいものだと知ってさえいれば良いだけのこと。
あえて対策しなくても大事には至らない。
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