元2023 2月 アメリカ
脳卒中後の痙縮にかんする理学療法にはおおくの種類があり、システマチックレビューも増えている。
そこで、質の高いエビデンスを見極めるべく、システマチックレビューのシステマチックレビューであるアンブレラレビューをこころみたそうな。
2012-2021年、脳卒中後痙縮にたいする理学療法による介入成果についてのシステマチックレビューを厳選した。
質的評価は、AMSTER2ツールおよびGRADE基準を使用した。
次のようになった。
・8の論文がみつかった。・質の高いエビデンスはなかった。・経皮的電気神経刺激(TENS)、神経筋電気刺激(NMES)、筋力トレーニング、および下肢エルゴメータ、についての中程度の質のエビデンスがあった。・動的ストレッチ、ボツリヌス注射とCI療法の組み合わせ、装具をつかった静的ストレッチ、についてのエビデンスは低質だった。