元2023 2月 スウェーデン
脳卒中後の作業記憶の障害は、実行機能やエピソード記憶にも影響して認知症リスクを高めるという。
作業記憶が改善するメカニズムはほとんどわかっていないので、脳内ネットワークの結合性に注目してくわしくしらべてみたそうな。
脳卒中後の10年フォロー研究に参加した患者38人のうち、
作業記憶を評価するDigit Span Backwards(読み上げた数字を逆に復唱する)課題を繰り返しおこない、
10年後に安静時脳機能MRIを撮った21人を対象とした。
次のことがわかった。
・発症時平均年齢53の21人の脳卒中経験者の作業記憶は、10年間で有意に改善していた。・数逆唱課題の成績向上度は、前頭頭頂ネットワークの結合性の強さと有意な正の相関にあった。・同様の関連が背側注意ネットワークにも見られたが、対照としての視覚ネットワークにはこのような関連は見られなかった。
脳卒中経験者の作業記憶は、最初の10年間であきらかに改善しており、その程度は前頭頭頂ネットワークや背側注意ネットワークの安静時結合性と関連していた、
というおはなし。
感想:
作業記憶もんだいには関心がある。
さいきんは自動車運転中に人とふつうに会話できるようになったので、なるほど改善傾向にあるんだとおもう。
半側空間無視も作業記憶の障害が原因なんよ。
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