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2025年4月10日

従来法では見逃し続けていた!半側空間無視の実態が明らかに

2025  4月  スイス


半側空間無視は、脳卒中後の重大な認知障害の一つであるが、その発症率は報告によってばらつきが大きく、実態が把握されていない。

従来の診断法は紙と鉛筆を用いた簡易的なものであり、言語障害や運動障害を伴う患者は評価から除外されやすかった。そこで、視線追跡技術(ビデオオクログラフィー)を用いた高感度評価法により、実際の発症率をより正確かつくわしくしらべてみたそうな。。

2020年1月7日

半側空間無視は作業メモリの問題


The relationship between visuospatial neglect, spatial working memory and search behavior
2020  1月  オランダ

視空間無視(Visuospatial neglect:VSN)は脳卒中患者の20-50%にみられるとされ、左右いっぽうへの視覚注意が欠けた状態が主で半側空間無視ともよばれる。

視空間無視は通常 抹消課題に反映され、空間作業メモリ(spatial working memory:SWM)の障害をともなうことがいくつか報告されている。

しかしSWMの障害がなぜ一方向への注意障害につながるのかはわかっていない。

そこでSWMの障害が空間探索にどのように影響するものかくわしくしらべてみたそうな。

2024年7月23日

衝撃の発見!左側空間無視の本当の原因は時間的注意の遅延だった

2024  7月  イタリア


左側空間無視は、右脳卒中患者によく見られる症状で、視覚的注意を左側に向けることが困難になる状態を指す。

これにより、患者は左側の物体や出来事を見逃しやすくなる。

従来の研究では、左側空間無視の原因が主に空間的注意の不均衡にあるとされてきたが、最近の研究は非空間的な注意障害も関与している可能性を示唆している。

そこで、左側空間無視患者の時間的注意のエンゲージメント能力を検討し、その関連性をくわしくしらべてみたそうな。

2019年2月12日

刺激密度が高いときの半側空間無視


Visuospatial neglect is more severe when stimulus density is large
2019  2月  オランダ

半側空間無視は左右視空間への注意のバランスが崩れた状態をさす。評価方法として視覚走査をともなうキャンセレーション課題が用いられるが、これは作業記憶への依存がおおきく状況限定的で実生活を反映していない。

たとえば左に1個 右に0個の対象物がある場合と、左に35個 右に34個ある場合では、いずれも1個のちがいではあるが対象の刺激密度はあきらかにことなる。

刺激密度を考慮した半側空間無視の研究は非常にすくなく一致した見解が得られていない。そこで作業記憶に依存しない評価方法を考案し、刺激密度の半側空間無視への影響を大規模にしらべてみたそうな。


脳卒中患者207人について、

スクリーン上の左右に個数のことなるオブジェクト(小さな円)を同時に表示して、左右のどちらに個数がおおいかを答えさせる課題を条件を変えながら80回試行した。

それらのエラー率を解析したところ、


次のことがわかった。

・事前の検査で、患者全体の18.8%が半側空間無視を示し、そのうちの84.6%は損傷脳半球の対側への無視、15.4%は同側への無視症状を示した。

・エラー率はオブジェクトの個数が増えるほど高くなり、

・この影響は半側空間無視の患者で顕著で、

・とくに損傷脳半球の対側に多くのオブジェクトが提示されたときにつよかった。

半側空間無視の症状は刺激密度が高まるほど よりあきらかになった。日常生活への影響はこの傾向を加味するべきだろう、


というおはなし。

図:刺激密度と半側空間無視

感想:

いままで無視症状を指摘されたことはないんだけど、さいきんでもまれに左から突然車が現れてびっくりすることがある。

テレポーテーションじゃないかと思うほどおどろく。

2019年8月31日

半側空間無視を瞬時に正す方法


Impact of eliminating visual input on sitting posture and head position in a patient with spatial neglect following cerebral hemorrhage- a case report
2019  8月  アメリカ

半側空間無視は損傷脳半球と反対側への注意が極端にすくなくなる症状で、視覚症状について検査されることがおおい。

視覚以外の聴覚、触覚、深部感覚でも半側空間無視は観察される。

また、頭部や体幹、視線の偏りによっても半側空間無視を知ることができる。

これまで 視覚からのフィードバックを減らすことで半側空間無視の症状を軽くできたとする報告がいくつかある。

そこで実験的に半側空間無視の患者の両目を塞いだところ症状が即座に改善した事例があったそうな。



・右脳の基底核と前頭葉に出血をおこした53歳の女性がリハビリ入院してきた。

・左側の麻痺と、視線の右方への強い偏り および姿勢の右方へのきつい傾きをしめしリハビリの実行が困難だった。

・首の可動域は正常。コミュニケーションと認知機能に障害があり視覚検査ができなかったが日常生活の観察から「半側空間無視」と診断された。

・両目遮蔽(binocular occlusion)の直後、頭部位置および体重分布が自発的に左方へもどり、座位での臀部の接地対称性も改善した。

・両目遮蔽を取り除くと3分後には頭部、体重分布、臀部の右方への偏りが戻ってしまった。

・その後は、両目遮蔽をしているほうがリハビリに積極的に参加してくれた。

両目を塞ぐと一時的ではあるものの 半側空間無視患者の姿勢の対称性を瞬時に改善する効果があった、


というおはなし。

図:両目遮蔽と半側空間無視



感想:

作業記憶容量の低下により視覚刺激を処理しきれないため半側空間無視の症状がひどくなる説↓はただしい。
刺激密度が高いときの半側空間無視

2023年3月6日

10年後の作業記憶と脳内ネットワーク

2023  2月  スウェーデン


脳卒中後の作業記憶の障害は、実行機能やエピソード記憶にも影響して認知症リスクを高めるという。

作業記憶が改善するメカニズムはほとんどわかっていないので、脳内ネットワークの結合性に注目してくわしくしらべてみたそうな。

2025年5月17日

検査では“正常”でも… 二重課題であらわれる半側空間無視の正体

2025  5月  イタリア


脳卒中のあとに起きる認知の問題は人によってさまざまであり、脳の損傷部位と症状の重さが必ずしも一致しない。このギャップは、従来「脳の予備力(リザーブ)」がうまく働くことで、見かけ上は軽く済んでいると説明されてきた。

しかし、そのような説明だけではすべてのケースを理解するには不十分である。とくに、日常生活では問題が生じているにもかかわらず、標準的な検査では「異常なし」と判断される患者が少なくない。そこで本研究では、「見かけ上は問題がないが、実際には潜在的な障害がある」状態に着目した。

そこで、マルチタスク(二重課題)のように脳にとって負荷の大きい状況をつくり出すことで、普段は見えない認知障害、特に左右の空間への注意のかたより(=半側空間無視に類似した症状)があらわれるのではないかという仮説を立て、くわしくしらべてみたそうな。

2011年4月15日

半側空間無視の治療法 : 頸の後ろを揉む


Effects of 5 minutes of neck-muscle vibration immediately before occupational therapy on unilateral spatial neglect.
2011 4月 日本



頸筋肉の振動刺激によって半側空間無視が改善されるかどうか実験してみたそうな。



右脳損傷で半側空間無視の11名の脳卒中患者について、

毎日の作業療法の前に頸の左後の筋肉を5分間振動刺激した。

これを2週間継続した。



その結果、

振動刺激を与えなかった時期に比べて

行動性無視検査の結果が著しく改善した。



この振動刺激をやめるとまた元に戻ってしまった。



頸の後ろをもっとプルプルすると半側空間無視が治るかも知れない、

というおはなし。




なぜ頸プルプルと空間無視を結びつけようと考えたのかよくわからない。




自分の入院中、同室の患者がOTの時間に

療法士に頸を非常にキツくマッサージされて、

1分間近く失神してしまい大騒ぎになったことがある。




なぜ頸筋肉にこだわるのか?


気になる。

2011年6月9日

運転中 話しかけて返事がなくても、無視しているわけじゃないんだよ


Dual-task demands of hand movements for adults with stroke: a pilot study.
2011 6月 アメリカ




一般に、脳卒中患者に歩きながら頭を使う作業をさせると

歩行スピードが遅くなったりする。



上肢の運動が、歩行や話す機能に影響があるかどうかを調べたそうな。



19人の脳卒中経験者について、

麻痺手もしくは健常手を振りながら、

狭い道を歩き、かつ、または、話す、

という作業をさせてその様子を録画し、

腕の振り、歩行のリズム、話すスピードを解析した。




その結果、

・話しながらだと健常手の腕の振りの頻度が増える。

・麻痺手を振りながらだと歩行スピードが遅くなる。

・腕を振りながらだと話すスピードが速くなる。




などの傾向が見られた、


というおはなし。







感想:

こういうことが普通にあると知って安心した。



自分の場合は、特に、

自動車運転中に同乗者に話しかけられると言葉が出ない。


ごく簡単な質問でも答えられなくなる。




きっと、緊張を強いる作業の最中には

脳みその余力が枯渇してしまうのだと思う。






最近では物事を考えるのが面倒くさくなってきて、

"人生なるようになるさ理論" を信奉するようにしている。

2023年2月13日

Stroke誌:脳卒中のリハビリやってなかった

2023  2月  アメリカ


脳卒中は長期にわたる障害のおもな原因である。

脳卒中リハビリテーションを充実させることは機能転帰の改善につながると考えられているので、

発症後1年間のリハビリ量とその予測因子についてくわしくしらべてみたそうな。

2014年7月16日

プッシャー現象 なぜ脳卒中患者は傾くのか


Effects of galvanic vestibular stimulation combined with physical therapy on pusher behavior in stroke patients: A case series.
2014  7月  日本


脳卒中患者の身体が麻痺側に傾く症状(プッシャー現象)を前庭感覚電気刺激(GVS)で改善できるものか実験してみたそうな。


プッシャー現象を示す脳卒中患者2人について、通常のリハビリに併行して隔週でGVSを計2週間 行った。

1週ごとに患者の傾きを複数の方法で評価した。


次のようになった。
・両患者はGVSを行った週にのみ傾きが改善した。


プッシャー現象に前庭感覚電気刺激が効くかも知れない、


というおはなし。



感想:

自分も傾くので関心を持った。

いまだに 車の運転やレースゲームをやっている最中に いつの間にか身体が左に傾いている。

座っているときに特有のことかな?とも思ったけど、瞑想中には傾かない。

1つの作業に極度に集中しているときに傾きやすい、、という印象がある。


これらの記事を思い出した。
脳卒中経験者は傾く

前庭感覚電気刺激で半側空間無視をやっつけろ!

2014年12月2日

自動車運転復帰に必要な路上能力と左右脳損傷の違いについて


On-Road Driving Impairments and Associated Cognitive Deficits After Stroke.
2014  10月  アメリカ

脳卒中経験者が自動車運転に必要な能力と左右脳損傷の違いについて調べてみたそうな。


99人の脳卒中経験者について 認知機能テストを行い、運転教習の専門家による路上運転スキルの評価結果との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・37人が路上テストで非常に低い評価だった。

・彼らは特に、車線変更や合流操作に問題があった。

・同時に2つ以上の作業を併行して行う「分配性注意力」がもっとも重要な能力だった。

・右脳損傷者は、左脳損傷者に比べ視野の広さ、空間無視、視野探索、視空間構成、分配性注意の点で劣っていた。

・左脳損傷者については視野探索、情報処理スピード、執行機能障害の組み合わせが運転評価の判定に適していた。


運転中のとっさの対応力や視覚情報統合力の低下が脳卒中経験者の自動車運転を困難にしていた。脳損傷の左右側別に評価、トレーニングできる仕組みが必要だろう、


というおはなし。

脳卒中の自動車運転


感想:

まったくそのとおりで、最近になってようやく運転中に同乗者と会話ができる余裕が生まれてきた。

しかし夜や雨の日の運転中は話しかけられても いまだに返事もできない。

2025年6月7日

【働き盛りなのに】「軽い脳卒中」で頭が回らない…でも検査は異常なし!?

2025  6月  カナダ


軽い脳卒中(mild stroke)は、ぱっと見では後遺症が少ないと思われがちである。でも、いざ普段の生活に戻ってみると「集中できない」「物忘れがひどい」「頭がぼんやりする」といった声が多く聞かれる。

こうした困りごとは、従来の“認知のテスト”ではうまく拾えていない可能性がある。そうした「感じている困りごと」と、ふだんの生活への参加(職場復帰など)の関係をくわしくしらべてみたそうな。

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