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2023年6月13日

不眠と脳卒中リスク?眠れない夜の驚くべき事実!

2023  6月  アメリカ


不眠は、米国人口の3分の1以上に影響を及ぼす一般的な症状である。

しかし、不眠症状と脳卒中との関連は十分に研究されておらず、その根本的なメカニズムは不明なままである。

そこで、不眠症状と脳卒中発症率との関係をくわしくしらべてみたそうな。



2002-2020年、「The Health and Retirement Study」のデータを使用した。

ベースライン時に脳卒中がなかった者のみを研究に組み入れた。

自己申告の不眠症状、
「睡眠に入るのが難しい」、「睡眠を維持するのが難しい」、「早すぎる目覚め」、「回復のない睡眠」、
の4項目についてスコアリングして0-8点とした。



次のことがわかった。

・31126人の参加者が含まれ、平均追跡期間は9年だった。

・平均年齢61歳、57%が女性だった。

・不眠症状は経時的に一定であった。

・不眠症状がない参加者と比較して、不眠症状スコアが1~4および5~8の参加者で脳卒中リスクはそれぞれ、1.16、1.51であり、用量反応関係を示した。

・不眠症状スコアが5-8の者と不眠症状がない者を比較すると、脳卒中リスクは50歳以上で1.38、50歳未満で3.84、だった。

・この関連は、糖尿病、高血圧、心臓病、うつ病などの併存疾患が媒介すると考えられた。


不眠症状は、特に50歳未満において、脳卒中のリスク上昇と関連しており、そのリスクは特定の併存疾患によって媒介された。これら併存疾患の管理も重要である、


というおはなし。
不眠症

不眠症

不眠症

不眠症

感想:

若いと眠らずに仕事頑張っちゃうけど、これも意識的な不眠であって、脳卒中的にはかなり良くないってことだな。


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