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2023年7月26日

スタチン使用が脳卒中後の筋力回復を阻害?

2023  7月  日本


スタチンが筋肉の健康に及ぼす影響は十分にわかっていない。

そこで、脳卒中後のサルコペニア患者において、スタチンの使用が筋力および筋肉量の回復に及ぼす影響をくわしくしらべてみたそうな。


 
急性期後のリハビリテーション病院で、2015年から2021年の間に入院したサルコペニアを有する脳卒中患者の記録を対象とした。

サルコペニアは、生体電気インピーダンス法を用いて測定した手の握力と骨格筋量指数を用いて診断した。

退院時の握力および筋肉量とスタチン使用との関連を解析した。



次のことがわかった。

・登録された586例のうち、241例(平均年齢79.3)がサルコペニアを呈し、解析の対象となった。

・スタチンの使用は61例(25.3%)に認められた。

・スタチン使用は、退院時の握力と独立して負の相関を示したが、退院時の骨格筋量指数とは相関しなかった。


脳卒中後にリハビリ入院したサルコペニア患者では、スタチンの使用は筋力の低下と関連があったが、筋肉量との関連はなかった。サルコペニア患者へのスタチン使用は注意が必要である、


というおはなし。
スタチンと筋力

スタチンと筋力

スタチンと筋力

スタチンと筋力


感想:

スタチンが筋肉によろしくないという噂について、



AI「スタチン関連筋症状(Statin-Associated Muscle Symptoms、SAMS)は、スタチン使用者の中に見られる筋肉に関連した症状の一群を指します。SAMSは、スタチンによる副作用の中でも特に注目されているものの一つで、特に筋肉の痛みや弱さと関連しています。

以下に、SAMSの主な特徴をいくつか挙げてみます。

筋肉痛(ミオパシー):これは最も一般的なSAMSで、筋肉の痛みやけいれん、感じる痛み、強張りを伴うことがあります。通常、運動後に症状が悪化します。

筋力の低下:一部のスタチン使用者は、筋力の低下や疲労感を報告します。これは日常生活の動作に影響を及ぼす可能性があります。

横紋筋融解症:これは非常に稀ながら重篤な副作用で、筋肉の急速な損壊を引き起こします。これは筋肉の内容物が血流に放出され、最終的には腎不全を引き起こす可能性があります。」



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