元2023 10月 中国
食事コレステロールは、糖尿病、高血圧、脳卒中の高リスクと関連することが確認されているが、認知機能に悪影響を及ぼすかどうかについては大いに議論されている。
そこで、食事コレステロールと全認知症およびアルツハイマー型認知症との関連をくわしくしらべてみたそうな。
ベースライン時に認知症がなく、食物摂取頻度調査アンケートをとったFramingham Offspring Study研究(FOS)参加者を対象とした。
認知症発症を、1991年から2018年まで追跡した。
次のようになった。
・計3249人の対象者が含まれ、平均年齢は54.7歳であった。・追跡期間中央値20.2年の間に、アルツハイマー型認知症211例(67.7%)を含む合計312例の認知症が発生した。・認知症リスク因子について多変量解析を行った結果、食事性コレステロールの摂取量が最も多い人は、最も少ない人に比べ、全認知症およびアルツハイマー型認知症のリスクが有意に低かった。・しかし、食事コレステロールの摂取量が中程度の群では有意な関連はみられなかった。
ってことは、
LDL悪玉コレステロールをたくさん摂ったほうが良いのよ。