元2024 2月 中国
受動喫煙は公衆衛生上の大きな問題と考えられている。
中国における受動喫煙(SHS)と脳梗塞との関連に関するエビデンスは乏しいのでくわしくしらべてみたそうな。
柳州市のChina Kadoorie Biobank(CKB)研究では、2004~2008年に50174人の参加者を募集した。
このうち、30456人の非喫煙者が研究の対象となった。
追跡調査期間の中央値は10.7年であった。
脳梗塞の発生率は、中国疾病サーベイランスポイントシステムと健康保険データベースを通じて入手した。
次のことがわかった。
・追跡期間中に観察された脳梗塞患者は2059人で、脳梗塞の発生率は1000人年当たり6.42人であった。・毎日受動喫煙に暴露された者は、週に1回未満の者と比較して脳梗塞のリスクが21%高かった。・とくに、女性、非雇用者、日常的にお茶を飲まない者では、毎日の受動喫煙への暴露による脳梗塞リスク上昇が顕著であった。
日常的な受動喫煙への曝露は脳梗塞リスクの上昇と関連していた。非喫煙者の脳梗塞リスクを低下させるためには、積極的なたばこ規制戦略が必要かも、
というおはなし。
感想:
じぶんが小学生の頃、教師はタバコ吸いながら授業してたし、電車や病院でも喫煙OKだった。
タバコにもいいところがある。↓
このほかにも、
がある。
わたしの研究対象である「ドラえもん」も喫煙を肯定している。