元2024 7月 中国
辛味食品、特に唐辛子をベースとした食品は、古くから世界各地で広く利用されてきた。
これまでの研究では、辛味成分であるカプサイシンが血管機能を改善し、心血管疾患のリスクを低減することが示されている。
しかし、脳卒中との関連については明確な結論が出ていなかった。
そこで、中国の大規模研究をもとに、辛味食品の摂取が脳卒中リスクに与える影響をくわしくしらべてみたそうな。
中国Kadoorie Biobank(CKB)に登録された48万6335人の参加者が対象になった。
辛味食品(生唐辛子、乾燥唐辛子、チリソース、ラー油)の摂取頻度を調査し、脳卒中を含む各種血管疾患の発症リスクとの関連を分析した。
摂取頻度は「週に1~2日」「週に3~5日」「週に6~7日」の3つのカテゴリーに分類され、摂取する辛味食品の種類や強度も考慮された。
次のことがわかった。
・追跡期間中、136,125人が血管疾患を発症したが、辛味食品の摂取が脳卒中リスクに対して有意な逆相関を示さなかった。・具体的には、週に1~2日、3~5日、6~7日辛味食品を摂取するグループの脳卒中リスクはそれぞれ0.94、0.96、1.00であり、統計的に有意なリスク低減は観察されなかった。・一方、虚血性心疾患(IHD)や主要冠動脈イベント(MCE)については、辛味食品の摂取頻度が高いほどリスク低減が見られた。
辛味食品、特に唐辛子をベースとした食品が、脳卒中の予防には直接的な効果を持たないことを示した。ただし、虚血性心疾患や主要冠動脈イベントに対しては予防効果があるため、健康的なライフスタイルの一環として適度に摂取することが推奨される、
というおはなし。
感想:
辛いものを頑張って食べなくてもいいんだね。
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