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2024年7月14日

転倒の背後に潜む危険:救急外来治療後の脳梗塞リスク急上昇

2024  7月  アメリカ

 
脳梗塞の診断が遅れた入院患者を対象としたこれまでの研究では、これらの患者は初診時に救急外来(ED)で転倒と診断されることが多かった。

そこで、転倒による救急外来での治療後帰宅(treat-and-release visits)と短期的脳梗塞リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。



2016年から2020年までの10州にわたる全入院およびED受診に関するHealthcare Cost and Utilization Projectの管理データを用いて、

症例期間(脳卒中発症0~15日前、16~30日前、31~90日前、91~180日前)および対照期間として(発症1年前の同時期)における転倒によるED受診を比較した。



次のようになった。

・脳梗塞で入院の患者90592例中、5230例(5.8%)が発症前180日以内に転倒によるED受診を経験していた。

・転倒でEDを受診した患者は、他の脳卒中患者よりも高齢で、女性が多く、血管合併症の割合が高かった。

・転倒によるED受診は、1年前の対照期間の15日間と比較して、脳卒中前の15日間で有意に多かった(オッズ比、2.7[95%CI、2.4-3.1])。

・脳卒中と転倒による救急外来受診との関連は、脳卒中からの時間的距離が長くなるにつれてその大きさは減少した。


転倒による救急外来での治療後帰宅は、その後15日間の脳梗塞リスクのあきらかな上昇と関連している、


というおはなし。

転倒で救急外来


感想:

脳梗塞の前兆としてバランスを崩すってこと。


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Balance(バランス): 突然のめまいやバランスの喪失。
Eyes(目): 視力の突然の変化、視界がぼやける、視力を失う。
Face(顔): 顔の片側が垂れる、笑顔が歪む。
Arms(腕): 片腕が上がらない、片腕が弱い。
Speech(言葉): 言葉がもつれる、話せない、理解できない。
Time(時間): すぐに救急車を呼ぶ、時間が重要。

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