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2024年10月11日

脳卒中リスクを上げない超加工食品とは!意外な食べ物が健康に貢献?

2024  9月  アメリカ


脳卒中は再発リスクが高く、食生活の改善が重要であることが広く知られている。

特に、超加工食品(UPF)の摂取が脳卒中リスクに与える影響が注目されている。

そこで、アメリカの3つの大規模なコホート研究と、国際的な研究のメタ分析を通じて、UPFと脳卒中リスクの関係をくわしくしらべてみたそうな。



75,000人以上の女性看護師と約40,000人の男性を対象に、UPFの摂取量と脳卒中リスクとの関連を長期にわたって調査した。対象者は、食事の内容を定期的にアンケート形式で報告した。超加工食品(UPF)は、砂糖や人工甘味料を含む飲料、加工肉、菓子類、パッケージ食品、即席食品など、食品添加物や工業的な加工が多い食品群として分類された。



次のことがわかった。

・UPFの摂取量が高い人々で脳卒中リスクがわずかに増加することが確認された。

・特に、砂糖や人工甘味料を含む飲料や加工肉を多く摂取することで、脳卒中リスクが上昇することが明らかになった。

・全粒粉パンやシリアル、ヨーグルトの一部はUPFに分類されるが、これらは他のUPFとは異なり、脳卒中リスクを低下させる可能性が示唆された。


超加工食品すべてが脳卒中リスクを高めるわけではないが、特定の食品(特に砂糖入り飲料や加工肉)は脳卒中のリスクを高める可能性があるため、注意が必要である。一方で、全粒粉パンやヨーグルトなど、栄養価が高く添加物の少ない食品は、リスク低減に寄与する可能性がある。脳卒中経験者は、食生活を見直し、加工度の高い食品を減らすことが再発予防につながるかもしれない、


というおはなし。

超加工食品と脳卒中


感想:

パンやヨーグルトが超加工食品に分類されることがちょっと意外だった。






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