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2012年12月10日

授動と触覚刺激で慢性期脳卒中患者の手が動いた


The effects of Mobilization and Tactile Stimulation (MTS) on chronic upper-limb sensorimotor dysfunction following stroke.
2012  11月  イギリス



脳卒中麻痺手への"授動と触覚刺激" の効果を調べてみたそうな。



脳卒中後1年以上経過している患者8人

(左麻痺4人、右麻痺4人)について、

1日1時間の麻痺手への授動と触覚刺激を6週間行い、

その前後での改善程度を評価した。




次のようになった。


・実験前、患者の上肢機能の回復は明らかに止まっていた。

・実験後、4人の患者で特に著しい運動機能の回復が見られた。

・実験開始から改善効果が出るまでに最長で1ヶ月程度を要した。

・実験終了後も改善効果は維持された。







脳卒中で1年以上も弱っていた上肢機能を

授動と触覚刺激によって改善できることがわかった。

効果はすぐに現れることもあるし、若干の時間を要することもある



というおはなし。






感想:

麻痺した手に授動(×受動)して さする。

これって、いわゆる促通手技のことだと思う。


なぜかちょっとガッカリ。

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