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2013年1月6日

【パラドックス】タバコ好きの脳梗塞患者にはtPA治療が良く効くぅ


Smoking-Thrombolysis Paradox: Recanalization and Reperfusion Rates After Intravenous Tissue Plasminogen Activator in Smokers With Ischemic Stroke.
2013  1月  ドイツ



血栓溶解治療(tPA)の効果が喫煙者で高いことは心筋梗塞では報告されている。


脳梗塞患者について、喫煙者と非喫煙者とで

血栓溶解治療の効果に差が出るか調べてみたそうな。




血栓溶解治療は脳梗塞発症後4.5時間以内に施した。

治療前後でMRI検査を行い、脳血液の再還流状況を確認した。

また、発症3ヶ月後の自立度を評価した。

これらの結果と喫煙状況との関連を解析した結果、


次のようになった。


・148人の急性期脳梗塞患者があった。

・21.6%が喫煙者だった。

・喫煙者は若く、女性が少なく、血糖が高く無く、脳の還流低下が大きかった。

・脳の再還流、血管の再開通のしやすさは、喫煙者の方が非喫煙者よりも5倍前後高かった。

・3ヶ月後の自立度も、喫煙者のほうが良い状態だった。





喫煙していると脳梗塞の血栓溶解治療が効きやすくなることがわかった。


というおはなし。





感想:

脳出血についてはタバコがイイって話を聞かないな...

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