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2013年1月7日

本場インドのミラーセラピーはひとあじ違う


Neural interface of mirror therapy in chronic stroke patients: A functional magnetic resonance imaging study.
2012  12月 インド


ミラーセラピーで脳の活動に変化があるのか 調べてみたそうな。



慢性期脳卒中患者20人と健常な10人について、


webカメラで正常な上肢をパソコンスクリーンに左右反転して映し

それを麻痺手と想定して、

手首を動くように念じる1時間ほどの訓練を

週5日×8週間継続した。


セラピー前、8週間後、24週後の脳の働きをfMRIで観察した。


次のようになった。

・すべての患者で上肢機能が向上した。

・8週間後、病側脳の一次運動野、運動前野の活動が活発になった。





慢性期脳卒中患者へのミラーセラピーが、

ミラーニューロンシステムの働きでもある動作観察仮説を

支持するような結果を脳にもたらすことが確認できた



というおはなし。






感想:

なぜわざわざパソコンに映しているのかがよくわからなかったが、

このときの記事↓とは結果が真逆。
ミラーセラピーが脳に働きかける説は 文字通り "幻" かも


ラマチャンドラン先生の地元インドの研究だから

ネガティブな結果が出ようはずもないけれど...

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