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2014年7月5日

クモ膜下出血の死亡率の高い病院の特徴


Hospital Case Volume is Associated With Mortality in Patients Hospitalized With Subarachnoid Hemorrhage.
2014  6月  アメリカ

クモ膜下出血患者の院内死亡率と、病院の症例数との関連を調べてみたそうな。


2003-2012の脳卒中登録データベースを使って、病院ごとのクモ膜下出血患者の年間症例件数と病院内死亡率との関連を解析した結果、


次のことがわかった。

・685施設、31973人のクモ膜下出血患者データを対象とした。

・1病院あたりの年間クモ膜下出血症例件数の中央値は8.5人だった。

・院内死亡率の平均は25.7%で、扱う症例が増えるほど死亡率は低かった。

・症例数がもっとも少ない病院にくらべ、もっとも多い病院では死亡率が約2割低かった。

・症例数と入院日数にも関連があったが、予後の良さとは関連はなかった。


クモ膜下出血患者をたくさん経験している病院ほど死亡率が低かった、


というおはなし。



感想:

この差が大きいのか小さいのかわからない。

頼りにされる病院ほど難しい患者が多くきて逆に死亡率が高くなりそうではある。

患者や病院の特徴によらない、とあるから 術者の経験に依るところが非常に大きいのかもしれない。

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