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2015年1月30日

歩行活動を毎日測って教えてあげたらこうなった


Use of Accelerometer-Based Feedback of Walking Activity for Appraising Progress With Walking-Related Goals in Inpatient Stroke Rehabilitation: A Randomized Controlled Trial.
2015  1月  カナダ

脳卒中で入院中の患者がリハビリの時間以外にもどのくらい歩いているものなのか調べて、それを療法士さんがフィードバックしたらどうなるのか実験してみたそうな。


57人の脳卒中患者の両足首に加速度センサーを着けて1日の歩行状況(時間、歩数、歩調など)を記録し、

*半数の患者には理学療法士から毎日フィードバックを行い、
*残りの半数へはなにも報せなかった。


次のようになった。

・両グループ共に歩行時間や歩数の増加は見られなかった。

・しかしフィードバックしたグループでは歩調が著しく増加していた。

・よく調べるとフィードバックグループで 歩行速度が高くなり、歩行周期の変動性は低下していた。


脳卒中患者への歩行状況のフィードバックは、歩行量の増加にはならなかったが、歩調が増えた。これは歩行強度と速度が上がる理由でもある、


というおはなし。


感想:
フィードバックを受けると 歩きの周波数が高値で安定 つまりキビキビ歩くようになるってことで、たくさん歩く動機にはならないんだな、、

歩数計で代わりになりそう。


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