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2017年9月7日

脳卒中後のがんは6ヶ月以内にみつかりすでに手遅れ


ESMO 2017 Press Release: Some Stroke Survivors May Have Underlying Cancer
2017  9月  スペイン

脳卒中患者の検死解剖からがんがみつかることがあり その関連が指摘されている。

そこで 脳卒中とがんの関連をしらべてみたそうな。
今週の欧州臨床腫瘍学会でのプレスリリースから。


脳卒中患者381人についてがんの発生を18ヶ月間フォローしたところ、


次のことがわかった。
・脳卒中患者の7.6%が がんと診断され そのおおくが大腸がん、肺がん、前立腺がんで、一般人のがん発生率4.5%よりも高かった。

・がんが見つかるまでの平均期間は6ヶ月で、がんがみつかったうちの62%の患者は転移もしくは進行した状態だった。

・76歳より高齢、フィブリノゲンが高い、ヘモグロビンが低い、が がんと関連していた。

脳卒中経験者のがん発生率は一般人のおよそ2倍で、6ヶ月以内に進行した状態で発見されることがおおかった。脳卒中がおきた時点で無症候性のがんがすでに存在していたのかも、



というおはなし。
図:がんの告知

感想:

おもに脳梗塞のばあいなんだよね。
がんの宣告を受けると脳梗塞になる

軽い脳梗塞とホッとしていたのも束の間 実はガンでしたと告げられる患者の割合と見分け方

若い脳梗塞患者でガンで亡くなってしまう人の特徴

なぜ脳梗塞患者はガンになりやすいのか

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