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2019年12月2日

認知or運動の機能障害 神経科医が選ぶシナリオは


Self-perceptions on cognitive versus motor disability among neurologists
2019  11月  アメリカ

修正ランキンスケール(modified Rankin Scale:mRS)は脳卒中患者の機能回復度の評価によく用いられる。

0-6のスケールがあって、0は無症状、6は死亡をあらわす。
通常、0-2または0-3を「回復良好」とし4-6を「回復不良」と評価する。

たとえば介助なし歩行ができず 認知機能に問題ない場合、mRSは4の回復不良となる。

いっぽう運動機能にはまったく問題なくて 認知障害のために会社をクビになった場合でも、mRSは2となり回復良好とされる。

神経科医が患者に治療法をすすめる際には、臨床試験の結果から「回復良好」となりうる手段をえらぶことになるが、かれらが認知機能と運動機能のどちらに価値を見出しているのかによってはその意味するところがかならずしも患者と一致しなくなる。

そこで神経科医たちの価値観をしらべてみたそうな。

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