元2023 11月 アメリカ
脳波研究において、とくに40Hzの振動は学習と記憶に重要であり、脳の発達の際のあらたな結合形成にかかわると考えられている。
また、4Hzのシータ振動では感覚運動パフォーマンスと関連することが報告され、16Hzのベータ振動は運動計画(motor planning)に重要であることがわかっている。
極低周波・低強度電磁場(ELF-EMF)療法は、非侵襲的な脳刺激法であり、神経保護と神経可塑性を調節することができる。
ELF-EMFは最近、小規模の臨床試験において、ヒトの脳卒中における回復を促進することが示された。
そこで、ELF-EMFの有効性が周波数に依存するかどうか、またどの程度依存するかは、依然として不明であるので、くわしく実験してみたそうな。