元2025 3月 日本
これまでの研究では、アルコール摂取と脳卒中リスクの関係について数多くの知見が報告されてきたが、多くは平均摂取量のみに基づいて分類されており、「週末にだけ大量に飲む」ような一気飲み(RSOD: Risky Single-Occasion Drinking)のリスクを正確に評価していなかった。
また、「まったく飲まない人(never drinkers)」と「かつて飲んでいたがやめた人(former drinkers)」を同じ「非飲酒者」として扱うことが多く、結果の解釈にバイアスが生じていた。
そこで、飲酒量と飲酒パターン(RSOD)の両方を考慮し、かつ非飲酒者を厳密に分類したうえで、日本人におけるアルコール摂取と脳卒中リスクの関連をくわしくしらべてみたそうな。