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2025年4月18日

シャントやドレーンは本当に効くの?臨床試験後の“物語づくり”を暴く

2025  4月  ドイツ


くも膜下出血(aSAH)のあとには、よく「水頭症」という合併症が起こる。このうち、自分の力だけでは脳脊髄液(CSF)をうまく排出できず、ずっと人工的なシャント(管)に頼らないといけない状態を「シャント依存」と呼ぶ。

シャント依存になると、回復がむずかしくなることがある。以前のEARLYDRAIN試験では、早めに腰のほうからCSFを抜く「腰椎ドレナージ(LD)」が予後に良い影響を与えるかもしれないと示された。しかし、LDによってシャント依存が減るのか、またシャント依存が本当に回復に悪いのかは、はっきりしていなかった。

そこで、EARLYDRAIN試験のデータを使ってこの点をくわしくしらべてみたそうな。

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