元2025 9月 イギリス
脳卒中の後遺症としてもっとも一般的な問題の一つが、筋力低下である。
麻痺側の筋肉が弱くなることはもちろん、非麻痺側でも活動量の低下により筋肉が衰える。
この筋力低下は歩行速度の低下、転倒リスクの上昇、さらには再発リスクの増大とも関連している。
しかし、従来のリハビリテーションでは「筋トレは血圧を上げて危険ではないか」「痙縮が悪化するのではないか」という懸念から、積極的に取り入れられてこなかった。
そこで、脳卒中後の筋力トレーニング(レジスタンストレーニング)が本当に安全で効果的かを、最新のエビデンスで検証してみたそうな。