元2025 12月 デンマーク
心房細動は脳梗塞の主要な原因であり、一度起こると心房の性質が変わり、発作が続きやすくなることが知られている。
この「心房リモデリング」が進むほど、脳梗塞の危険は高くなるため、リモデリングの進行を抑える方法が求められてきた。
最近、糖尿病薬メトホルミンが炎症や代謝の乱れを整える作用を持つことから、心房細動の起こりやすさに影響する可能性が指摘されている。
しかし、リモデリングそのものを長期間おさえられるかどうかは、まだはっきりしていなかった。
そこで、人間に近い特徴を持つ馬を使い、メトホルミンが心房細動の進行をどこまで抑えられるかをくわしくしらべてみたそうな。