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2013年8月26日

脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明


Long-term cortical reorganization following stroke in a single subject with severe motor impairment.
2013  8月  アメリカ

脳卒中のあとの運動機能が、脳の可塑性によって回復する様子を約2年間追跡してみたそうな。


中大脳動脈由来の脳卒中で重度の片麻痺になり、損傷脳側の運動誘発電位がない患者について7,9,10,13,20,21ヶ月後の運動機能と運動誘発電位の変化をTMSで調べたところ、


次のようになった。

・損傷していない側の脳の働きがどんどん変わっていった。

・一方、損傷側の脳は13ヶ月まで変化がなく、20-21ヶ月に劇的な変化が起きた。

・この間、運動機能は徐々に回復していった。


脳卒中で重度の運動障害を負った場合でも、発症後2年経ってなお脳の可塑性により運動機能が大きく回復し得ることがわかった、


というおはなし。

20ヶ月後に劇的変化


感想:

そうあってほしいものだ。


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