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2014年10月10日

脳卒中で中枢性疼痛になった患者へのrTMSの効果について


Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation of the Left Premotor /Dorsolateral Prefrontal Cortex does not have Analgesic Effect on Central Post-Stroke Pain.
2014  9月  ブラジル

脳の前運動皮質・背外側前頭前野への磁気刺激(rTMS)は、健常者の熱痛閾値を上げたり、術後疼痛や線維筋痛症を緩和する効果があるという。

そこで脳卒中患者の中枢性疼痛へのrTMSの効果を調べてみたそうな。


患者をリアル刺激グループと偽刺激グループに分けて、毎日磁気刺激治療をおこなった。


次のようになった。

・予定患者数の半分である21人の実験が済んだ時点で中間解析を行ったところ、リアル刺激グループでの効果があまりにも無かったので実験を中断した。


前運動皮質・背外側前頭前野への磁気刺激は中枢性疼痛の緩和には効果がなかった、


というおはなし。


ココ↓
背外側前頭前野


感想:

万能ではないんだな。

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