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2016年10月13日

くも膜下出血の頭痛の強さ 傾向と対策


The Longitudinal Course of Pain and Analgesic Therapy Following Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage: A Cohort Study.
2016  10月  アメリカ

くも膜下出血では雷鳴頭痛と表現されるほどに激しい頭痛を経験することが多い。

この痛みの強さ、期間、位置、対処法について調べてみたそうな。


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者564人のうち、意識のある患者を選別して痛みのレベルを10段階で日々報告してもらったところ、


次のことがわかった。

・46人が対象となり平均入院期間は15日間だった。

・日々の平均痛みレベルは3.8、最大痛みの日々の平均は5.8だった。

・89%は7-10レベルの痛みを経験し、

・63%は入院中どこかの時点でレベル10(最大)の痛みを経験していた。

・痛みの日々の平均値は1日あたり0.06ポイント減少したが、

・最大痛みの平均が低下傾向にあるとは言えなかった。

・痛む部位は76%が頭で、背中、首、上下肢、目と続いた。

・全患者が鎮痛薬を処方され徐々に量が増えていった。

・モルヒネ様麻酔薬を使用する患者もいた。

くも膜下出血で入院した患者は鎮痛薬の使用にもかかわらず長く続く頭痛に悩まされていた、


というおはなし。
図:くも膜下出血の頭痛強度

感想:

延々と続いてるけど 慣れるしかないのか?

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