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2017年3月14日

周産期脳梗塞のこどもの注意欠陥 多動性障害


Clinical Predictors of Attention and Executive Functioning Outcomes in Children After Perinatal Arterial Ischemic Stroke.
2017  1月  アメリカ

周産期(妊娠28週から出産後7日まで)に脳梗塞になったこどもはのちに認知 行動面で障害を抱えるリスクが高い。どういった要因が影響しているのかしらべてみたそうな。


生後28日未満の新生児期脳梗塞28人と、周産期脳梗塞12人について3-16歳までフォローして神経心理テストをおこない両親の報告も分析したところ、


次のことがわかった。
・周産期脳梗塞、おおきな梗塞、てんかんがあると注意力、遂行機能が低かった。

・これら要因があるケースでは 両親が注意欠陥・多動性障害(ADHD)として気づいていることが多かった。

・梗塞の位置や右脳左脳の違いは結果に影響しなかった。

周産期脳梗塞で特に梗塞がおおきく てんかんをけいけんした子供はのちに注意力 遂行機能の障害をもつリスクがたかかった。就学年齢に達するまえに神経心理評価をおこない適切な治療をおこなう必要があるだろう、


というおはなし。

図:周産期脳梗塞の注意力

感想:

ADHDの原因は さかのぼるとその時期になにかあったのかもしれんね、、

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