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2020年1月4日

7年後の筋緊張と痙縮、拘縮


Increased muscle tone and contracture late after ischemic stroke
2020  1月  スウェーデン

脳卒中後の筋緊張の増加は12ヶ月間で4-46%の患者に見られるという。

これをさらに長期にフォローした研究はほとんどない。

そこで、筋緊張の増加、痙縮、拘縮を7年間フォローして予測因子をくわしくしらべてみたそうな。





70歳未満の急性脳梗塞患者411人を7年間フォローした。

筋緊張評価は Modified Ashworth scale を使った。



次のことがわかった。

・7年後、288人のデータが得られた。

・このうち34%に筋緊張の増加がみられ、33%は上肢に、25%が下肢だった。

・痙縮は18%、拘縮は9%にみられた。

・筋緊張の予測因子として、年齢、腕の麻痺、失語症、顔面麻痺があげられた。

脳梗塞の7年後、3分の1の患者に筋緊張の増加がみられた。そのうち半数は痙縮だった。顔面麻痺、失語症などが予測因子だった、


というおはなし。

図:痙縮の予測因子



感想:

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