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2020年2月17日

歯周病で脳の動脈が狭くなる


Gum disease, inflammation, hardened arteries may be linked to stroke risk
2020  2月   アメリカ
歯周病はからだの炎症を反映し脳卒中との関連がおおく報告されている。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでこれに関係した2つの研究発表がなされるという。




1つ目:脳卒中患者265人について歯周病との関連を解析した結果、
・歯周病がある患者は頭蓋内血管のアテローム動脈硬化が2倍で、

・視覚や平衡感覚を司る後頭部での脳卒中が3倍おおかった。

・歯周病は頭蓋外の血管が原因の脳卒中よりも頭蓋内の血管が詰まる脳卒中におおかった。


2つ目:脳卒中患者1145人の頭蓋内血管をMRIで観察した結果、
・10%の患者で動脈が50%以上狭くなっていた。

・歯肉炎のある患者は脳血管が重度に狭くなるリスクが2倍だった。

・年齢、血圧、コレステロールを調整すると、歯肉炎患者の脳動脈が詰まるリスクは2.4倍だった。

歯肉炎や歯周病対策が脳卒中予防になるかも、、、


というおはなし。

図:歯周病



感想:

歯周病ネタはこれ↓がいちばんかな。
Stroke誌:歯周病のグレードと脳梗塞リスク

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