元2020 5月 アメリカ
多発性頭蓋内動脈瘤(MIA)は頭蓋内動脈瘤(IA)患者の3分の1に発生し,これまで予後の悪化と関連すると考えられてきた。
単一のIAを有する患者でのIA形成および破裂の危険因子はよく知られている。
しかし、MIA患者の破裂に関連する危険因子はあまり研究されていないのでくわしくしらべてみたそうな。
10年以内にCTアンギオにより同定されたMIA患者を検索し、
大きさが2.0mm以上の嚢胞性動脈瘤が1個以上ある患者を対象とした。
動脈瘤の位置、大きさ、数、破裂の状態を記録した。患者の人口統計および脳血管危険因子は電子カルテから入手した。
これらの因子と動脈瘤破裂との関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・IA患者2957人のうち、425人がMIAと診断された。・彼らには合計1082個の動脈瘤が同定された。・動脈瘤破裂のリスク増加の予測因子は、年齢(OR 0.98)、大きさ5mm以上(OR 4.4)、および前交通動脈(AcomC)(OR 2.62)または後交通動脈(PCOM)(OR 2.66)であった。
年齢が若いこと、動脈瘤の大きさが5mm以上であること、AcomCおよびPCOMの位置がMIA患者の動脈瘤破裂と独立して関連していた、
というおはなし。
感想:
「知らぬが仏」なのにわかってしまう、CTやMRIの弊害なんだよね、、、