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2020年7月26日

rTMSの痙縮改善効果 メタアナリシス

2020  7月  中国


脳卒中後の痙縮にrTNS(反復経頭蓋磁気刺激)やiTBS(間欠的シータバースト)が有効であるとする報告がいくつかある。

これらRCTのメタアナリシスも存在するが最新の研究成果がふくまれていないので、あらためてメタアナリシスをこころみたそうな。



2020年2月までの関係する論文を厳選し、データを統合 再解析したところ、



次のことがわかった。

・126人の患者を含む5つの研究を対象とした。

・偽刺激と比較してrTMS治療による痙縮度(Modified Ashworth Scale)にはなんら有意な改善は見られなかった。

・サンプルサイズ、発表年、性別、年齢を考慮にいれても痙縮度との関連は見られなかった。


脳卒中患者へのrTMSは、偽刺激とくらべて有意な改善効果が見られなかった、


というおはなし。
磁気刺激


感想:

痙縮もんだいは手強い。薬も効かない。

こういうこと↓するひとが現れるくらいにむつかしい。


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