元2020 7月 中国
脳卒中後の痙縮にrTNS(反復経頭蓋磁気刺激)やiTBS(間欠的シータバースト)が有効であるとする報告がいくつかある。
これらRCTのメタアナリシスも存在するが最新の研究成果がふくまれていないので、あらためてメタアナリシスをこころみたそうな。
2020年2月までの関係する論文を厳選し、データを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・126人の患者を含む5つの研究を対象とした。・偽刺激と比較してrTMS治療による痙縮度(Modified Ashworth Scale)にはなんら有意な改善は見られなかった。・サンプルサイズ、発表年、性別、年齢を考慮にいれても痙縮度との関連は見られなかった。