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2020年8月4日

マグネシウムと認知障害

2020  7月  アメリカ


マグネシウムは中枢神経系におおくみられるミネラルで、記憶の保持に関わっている。

マグネシウムが欠乏すると学習や記憶、認知機能に障害がみられるという報告がある。

そこで、脳卒中のおおい地域の住民を10年以上フォローしたREGARDS研究をつかってマグネシウムと認知障害との関連をしらべてみたそうな。



REGARDS研究のうち、血中マグネシウム濃度と、認知障害 脳卒中の有無のわかる2063人を対象とした。

マグネシウム濃度の標準値 0.75-0.95 mmol/L を下回るグループをレベル1とし、標準値内をレベル2-4に3分割して認知障害との関連を解析した。



次のことがわかった。

・血中マグネシウム濃度と認知障害に逆の関連がみられた。

・レベル1のマグネシウム欠乏グループにくらべ、認知障害のオッズ比はレベル2が0.59、レベル3は0.54、レベル4が0.59となり、

・マグネシウム濃度が高いほど良いというわけではなかった。


マグネシウムが標準レベルに摂れていれば、認知障害の心配はいらない、


というおはなし。


感想:

マグネシウムはアーモンドや大豆で摂れる。




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