元2020 8月 デンマーク
脳卒中患者での早期リハビリテーションは長く注目されてきた。
これに外傷性や低酸素性の脳損傷もふくめた重度の後天性脳損傷(acquired brain injury)での、早期の上体起こし(head-up mobilisation)のリスクとベネフィットについてメタアナリシスをこころみたそうな。
関係する2020年4月までの臨床試験を厳選し データを統合して、
早期のベッドから50度以上の上体起こしと標準治療との比較を解析しなおしたところ、
次のことがわかった。
・重度の後天性脳損傷(脳卒中86%、外傷性脳損傷13%)の4件のランダム化比較試験がみつかった。・早期の上体起こしと標準ケアとの間で、介入後の死亡率または回復不良率について有意な差は認められなかった。・最大フォローアップ(3-5ヶ月)時のQoLへの影響も認められなかった。・有害事象があった患者の割合についても差は認められなかった。
