元2020 11月 日本
くも膜下出血の85%は動脈瘤の破裂により起こる。
リウマチ性疾患では自己免疫のはたらきにより、全身性の炎症がおきて動脈硬化がすすみ破裂のリスクが高まる可能性がある。
しかし、リウマチ性疾患をともなうくも膜下出血の特徴はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。
2001-2018年の長崎くも膜下出血データベースの5066例からリウマチ性疾患を有する患者を抽出して解析したところ、
次のことがわかった。
・102例(2.0%)がリウマチ性疾患だった。・彼らに独立して関連する因子とオッズ比は、女性(OR 3.38)、高血圧(OR 0.6)、家族歴(OR 0.18)、小動脈瘤(OR 1.50)、多発性動脈瘤(OR 1.69)、だった。