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2021年2月14日

日本人にありがちな脳卒中の合併症

2021  2月  日本


超高齢化社会を代表する日本での、脳卒中後の合併症の実態と課題をあきらかにするべく、アンケート調査をやってみたそうな。



2018年、日本の脳卒中患者数トップ500の病院を対象に、アンケートを脳卒中の担当医師に送付した。



次のことがわかった。

・251病院(50.2%)から回答があった。

・脳卒中後の合併症は、認知症が最も多く(30.9%)、次いで嚥下障害(29.3%)、無気力(16.3%)だった。

・認知症は脳神経外科医よりも神経内科医による報告がおおく、無気力と膀胱直腸障害は脳神経外科医の報告がおおかった。

・治療が困難な合併症は、嚥下障害(40.4%)が最も多く、次いで認知症(33.9%)、てんかん(4.1%)、転倒(4.1%)であった。

・認知症は治療に関するエビデンスがもっとも欠けていると考えられており(32.8%)、嚥下障害(25.3%)、てんかん(14.1%)、が次いだ。


日本における脳卒中後の合併症として、認知症と嚥下障害がもっともおおくかつ治療が困難と考えられた、


というおはなし。
医師と患者



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