元2021 5月 韓国
女性の動脈硬化性の心血管疾患(心筋梗塞と脳梗塞)の予測に骨密度の評価が役に立つものか、くわしくしらべてみたそうな。
デュアルX線の骨密度測定をおこなった女性12681人について、
心血管疾患の発生をフォローし、関連を解析した。
次のことがわかった。
・9年前後のフォロー期間中に3.7%が心血管疾患を経験した。・腰椎、大腿骨頸部、股関節全体の骨密度低下は、心血管疾患リスクの上昇と独立に関連していた。・臨床的に骨粗鬆症と診断された場合も、心血管疾患リスクの上昇と独立に関連した。・心血管疾患のリスク因子に骨密度や骨粗鬆症の診断を加えることで予測精度向上が認められた。
