元2021 5月 オーストラリア
糖尿病は脳卒中の再発のリスクになる。
長時間の座位を中断して軽い運動をはさむことで食後の血糖上昇を抑えることが期待できるが、
脳卒中経験者でのその用量反応効果についてはあきらかになっていないので、くわしくしらべてみたそうな。
平均年齢66の脳卒中経験者26人について、
管理された環境下で、日中の連続座位8時間に、5分間の軽い立位運動を、
2回、4回、6回はさんだときの、朝食後、昼食後の血糖値を測定した。
次のことがわかった。
・8時間の座位中に、およそ90分ごとの軽い立位運動をはさんだときに食後の血糖値が有意に低下した。・朝食後血糖値に限定すると、60分ごと、90分ごとの軽立位運動による座位の中断で有意な血糖値低下が見られた。
脳卒中経験者の長時間座位中に、およそ90分ごとの軽い立位運動をはさむことで食後の血糖値上昇を抑えることができる、
というおはなし。
感想:
さいきん運動不足で、
ご飯やうどんがちょっとおおかったりすると、すごく眠くなって目を開けていられなくなる。